K'z meeting in HARUNO 2005 レポート

Event Report:2005.05.22

K'zミーティング in 春野

“Father of Zcar”Mr.Kこと片山豊様の生まれ故郷にフェアレディ&Z大集結!
静岡県周智郡春野町(現在の浜松市春野)。2005年5月22日(日)、静かな山間に全国からフェアレディ&Zが大集結!北は青森、南は九州福岡まで、その数700台。地元の方々の参加もあり、来場した人数は5,000人(新聞発表)と、町を挙げての一大イベントとなりました。片山豊様はもちろん、主催者である伊藤伸一郎春野町長様、日産自動車から湯川伸次郎様、「Zの柳田」こと柳田春人様、GT500ドライバーの柳田真孝様をはじめ、多くの方々にお集まり頂きました。また同年7月1日に浜松市に合併することから、新市誕生記念としても位置づけられており、イベントの途中で浜松市長様も飛び入り参加されるなど、行政、住民、メーカー、オーナーが一体となった、とても気持ちの良いイベントとなりました。

静岡県周智郡春野町(現在の浜松市春野)。片山豊様の生まれ故郷だと言うことは、それまであまり知られていませんでした。聞くところによると、明治から大正の時代に掛けて春野町にあった王子製紙気多工場9代目工場長が、片山様の父上であり、この時に片山豊様がお生まれになったとのことでした。その後、春野町のふる里大使として里帰りされ、今回のイベントも片山様のお声掛けから実現したものです。
一昨年前のAll Japan Fairlady Meetingにおいて、春野町長様から「Mr.Kの生まれ故郷」というラベルのお茶が配られたのはまだ記憶に新しいところですが、このころから俄に春野町でのFairlady Meetingを模索するようになりました。

そしてD.S.C.C.中部忘年会で、「いつも片山様には何かとお世話になっている。自分たちが片山様にお返しできるのは春野でのイベントしかない!」と話がまとまり、早速、春野町へその旨を連絡することになりました。2005年1月20日に第一回目の打ち合わせが決定したのですが、そんな折り、ネットのメールニュースで、”「本田宗一郎記念館」「『Z』(片山豊)記念館」、市町村合併で記念館創設へ。静岡の天竜川・浜名湖地域12市町村による合併後の新市建設計画に盛り込む”の記事が配信され、このことがスタッフ全員の盛り上がりに拍車を掛けたことは言うまでもありません。イベントを成功させ、記念館の早期実現こそが我々の一番の願いとなり、DSCC中部としては「K'z meeting in HARUNO」開催の最大の目的となったのです。

今回のイベントでは、緑の芝生に列ぶZがとても印象的で、日本では珍しい光景であったと思います。しかし、そもそも芝生広場を駐車場とすることができませんでした、そこで、駐車スペースとしてではなく展示スペースとして扱うことで合意いただきました。そのため、事前に登録された車両150台のみの展示となったのです。

開催日早朝、まだ夜も明けない頃から展示車両の搬入が始まりました。早朝にもかかわらず、町のボランティアの方々が手際よく車両を移動させ、夜が明ける頃には定位置に配置されました。また、ショップの設営やコンプリートカーの配置も同時に行われ、会場内は俄ににぎわい始めます。午前7時、Zcarオーナーズクラブの展示車両約120台が次々と会場入りし、車種別、クラブ別の配置に付きました。会場内に展示されたZcarはざっと150台あまり。午前9時、会場の準備はほぼ完了となり、開会を待ちます。ところが、開会寸前にポツポツと雨が降り出したため、展示車両にはテントが張られました。そのため約30分遅れで開会となりました。

開会式では、主催者である伊藤伸一郎春野町長から、開催に当たってのお礼と、春野町と片山豊様との関わりや片山様の経歴を説明していただきました。そして、新浜松市の計画の中に、「片山豊記念館(仮称)」建設計画が組み込まれていることを報告するとともに、ここに集まったZcarファンの熱意を持って「片山豊記念館(仮称)」が早期に実現出来るように協力してもらいたいと挨拶されました。

片山豊様からは、このイベントを開催していただいた春野町へのお礼とともに、生まれ故郷であるこの地に、Zcarファンの皆さんが集まっていただけたことに大変感謝していると述べられました。さらに、大自然が保たれた春野町をZcarファンの皆さんにご紹介出来る機会として、このイベントは絶好のチャンスであると、そしてこれを機にこれからもドライブにきてこの大自然を味わって欲しいとのことでした。また、新型Zの発売をゴーン社長と約束したお話や、スポーツカーの乗り方など、とても楽しいお話をしていただきました。最後に片山様は、この春野町を自動車ドライバーのメッカにしたいと考えているので、是非賛同していただきたいとのことでした。

日産自動車様からは、商品企画本部チーフプロダクトスペシャリストの湯川伸次郎様よりご挨拶がありました。湯川様は一昨日までイギリスに出張されていたのですが、イベントに駆けつけていただけ、掛川から春野に来るまでの道がロンドン郊外の道に大変よく似ていてとても気持ちの良い道であったとのことでした。今までこのような場所を知らなかったのを残念に思うとともに、このようなすばらしい環境の中でZcarの集まりが行われることは、自分にとっても嬉しいことだし有り難いことであるとも付け加えられました。また、新型であるZ33の排出ガスは渋谷の交差点の空気よりも綺麗なほど環境対策されているので、この空気の綺麗な春野にくるときは、是非Z33に乗り換えてから来て欲しいとのコメントに、会場から大きな笑いを得ていました。
D.S.C.C.からは大浦誠会長が壇上に立ち、「ここに集まったのは皆Zcarフリークです。たくさん友達を作って帰ってください」と、参加者全員に力強くコメントされ開会式は終了しました。

壇上ではさらに、このイベントにおいて大変ご協力いただいた日産自動車様から参加された永井様、松坂様、河合様を始め7名の方が紹介され、代表して永井暁様にご挨拶いただきました。永井様は、春野の自然の中でZが映えるのに感動したことと、この自然の中で多くの人ともに一日楽しみたいとコメントされました。

会場ではたくさんの展示車両とともに、とてもたくさんの催しが計画されていました。その殆どがZに関係する内容であったにも関わらず、同乗の奥様や子供までが楽しめるように工夫されていました。また、ドラッグレースのデモランなどは、普段公園の駐車場などで見ることなどありえませんので、Zcarフリークのみならず町の人々も初めての体験であったと思います。

ステージで行われた片山豊様と湯川伸次郎様のトークショーでは、新旧Zcarの裏話や、柳田春人様と柳田真孝選手の親子トークショーでは、人気のSuperGTネタに会場は笑いに包まれていました。特に柳田真孝選手の場合、SuperGT第2戦富士での洗礼?の後でしたので、質問者であるD.S.C.C.中部の横山副支部長にも熱が入ります。

さらに、NISMO様より提供いただいたオークション商品は、GT500NISMO-Zのパーツなども豊富で、オークションの商品説明のアシストをしていただいた柳田真孝選手も、「なんでこんな部品がここにあるの?」と、驚きの様子でした。出品された商品は全て完売したのですが、私の予想よりかなりお値打ちであったかな?と思っています。

イベントの終盤になり、このあたりからかなり激しい雨が降り始めました。山間の場所柄天候は不安定ではあるのですが、そんな中、最後のビンゴゲームは始まりました。協賛ショップのご協力でエアロパーツを始め、多数の商品群が用意されていましたので、参加者全員に商品が行き渡ったのではないでしょうか。

閉会式の時間になっても雨は降り止まず、雨の中の解散となってしまいました。しかし、この激しい雨も大自然の一部であると感じ、自分ではとても気持ちの良いイベントだったと感じました。後片づけも終わり、薄暗くなった会場では雨も上がり、澄んだ空気の中ステージのバックパネルだけがポツリと立っていました。それをバックに残ったスタッフ全員で記念写真を撮った後、会場を後にしました。このイベントが定着し、町とともに成長していくことを望みます。このイベントに参加された皆様を始め、携わった方々全員に感謝します。

【主 催】
春野町
【協 賛】
日産自動車株式会社
ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社
ダットサン・スポーツ・カー・クラブ(D.S.C.C.)
【協 力】 【後 援】
日産プリンス浜松販売
A-KIDS(株)ミズタニ
株式会社ニッコー
モーターマガジン社
J's Tipo
The ZZZing Network.
静岡新聞
静岡放送
中日新聞東海本社
静岡エフエム放送株式会社
春野町観光協会
展示車両紹介

主なイベント内容

翌日の報道記事

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